よみもの 事例紹介

社員インタビュー|物流会社で働く:台湾出身の黄(コウ)さん

2019年4月8日

アスト中本では、各営業所の現場でさまざまな人が働いています。
今回は、久輸営業所の黄さんをご紹介します。
黄さんは台湾出身。来日して5年、アスト中本に入社して2年になります。

現在の業務内容を教えてください。

中国から小型建設機械の部品の輸入手配、組み立て生産のスケジュール管理をしています。他には、建設機械の完成品を輸出する手配なども担当しています。輸出入の窓口として、中国の取引先様とメールでやりとりしたり、電話で確認したり直接話すことも多いです。

そもそも日本で働こうと思ったきっかけは何ですか?

日本には何度も旅行に来て、自然や風景、環境、人の優しさなどに触れて、日本のことがすごく気に入って、生活してみたいなと思いました。それで、ワーキング・ホリデーのビザを申請して日本に来ました。最初は和泉市の会社でアルバイトとして働きました。日本語は働きながら勉強をし、会話しながら覚えました。

実際に日本で生活していかがでしたか?

日本に来て最初に住んだところは和泉市の郊外で、コンビニも少ないし、スーパーも駅も遠いので、不便だなって思いました。
私は台湾の北部出身なのですが、交通も便利で、コンビニもたくさんあります。だから買い物もとても便利でした。
台湾には、日本全国のコンビニの総数と同じくらいのコンビニがあるんです。飲食店も多いので、ほとんど外食していました。
日本で暮らすようになってからは、家で料理をするようになり、お弁当も作っています。今は駅の近くで、コンビニもすぐにある便利な場所に住んでいます。

アスト中本に入社した動機は何ですか?

中国語を活かせる仕事をしたくて、アスト中本に転職しました。それに、日本で生活するためにアルバイトではなく、正社員として働きたいと考えたからです。

毎日の業務はいかがですか?

仕事は忙しいけど、楽しいです。ずっと同じ単純作業じゃなくて、取引先様によっていろいろな業務があるので、調整したり工夫したりしています。

職場の雰囲気はどんな感じですか?

台湾にいる時に見ていた日本のドラマやニュースでは、日本の職場は、厳しい、堅苦しいイメージだったけど、うちの会社はそんなことはありませんでした。「こうしなければならない」「必ずこうしなさい」ということはなくて、自分の意見をどんどん提案して、みんなでどうしたらうまくいくか考える雰囲気があるのがいいと思います。

休日はどんな風に過ごしていますか?

お休みの日は、たまっている家事をすることが多いです。仕事の日は帰ったら、ご飯を作って食べて、翌日のお弁当の用意をして、ちょっとテレビを見て休んだら一日が終わってしまいます。だから、平日は家の事があんまりできないんです。
もちろんリフレッシュする為に、日本にいる台湾の友達と会って食事をしたり、京都や奈良に出かけることもあります。

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

お客様に「アストさんは、きちんと(輸出入のスケジュール)管理をしてくれる」と言ってもらえると、うれしいです。やっぱりお客様から喜びの言葉をもらうと、また仕事をガンバローという気になります。
最初、仕事を覚えるまでは大変だったけど、いろいろと教えてもらい今は自分で判断して動けるようになりました。
お客様にスケジュールの変更があっても即対応できるようになってきました。
これからも、お客様に信頼してもらえるようにやっていきたいと思います。あと毎日忙しいので、残業が少なくなるように効率よく仕事をこなす工夫をしていきたいです。

最後に

今日は、お忙しいところお時間をありがとうございました。
黄さんの仕事は、中国のサプライヤーから部品輸入をするスケジュール管理を主に行っています。
在庫量を最適に保ちながら工場の生産スケジュールに過不足なく合わせる為に欠かせない業務です。
取引先の生産状況や交通事情、急なスケジュール変更など、大変なことも多々あるようですが、各部所と連携して最善の方法を工夫しながら、業務に当たっている様子が感じられました。
このような、一人ひとりの日々の取り組みが、当社の倉庫業務を支えています。

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