貨物を輸出する時、必ず作らなければいけないインボイスとパッキングリスト
単なる請求書でしょ!と思わないでください
貿易では税関での審査をそれぞれ出す国と入る国で行わなければなりません。
それぞれの国で輸出入の通関をスムーズに行い、
そして荷物が全数きっちり届くようにするのがINVOICEとPACKING LISTの役目になります。
INVOICE(インボイス)の役割ってなに?


その場合は金額の下に

FOR CUSTOMS PURPOSE ONLY
って記入するんだ


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物流費は工場の引取りから港までの運送費、港(空港)の費用、輸出通関費用、海上(航空)の運賃までが含まれるよ

例えばFOB東京というのは商品代金と港までの運送費、港(空港)の費用、輸出通関費用までが含まれているという意味になるんだよ。
なのでそれに海上(航空)運賃と海上保険を足した金額がベースになって税額が計算されるんだ。
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PACKING LIST(パッキングリスト)の役割は?

それと荷物の大きさと重さがどれぐらいなのか。
貨物が複数の場合はどんなマークをつけているのか。
これらが明確になる様に書類を作る必要があるんだよ。

どんなトラックを用意したらいいのかがわかるんだよ。


だから貨物のサイズ・重さ・荷姿の情報が必要になるんだよ。

実重量と容積重量の重い方で運賃計算するんだよ

実重量か容積重量のどちらか大きい方をとる計算で算出されたトン数です


たて(cm)×よこ(cm)×高さ(cm)÷6,000(IATA加盟航空会社) が容積重量の計算の仕方になるんだ。
これで容積重量(kg)をだすんだよ。


0.027m3=8.0kg
いわゆる路線便というもの
宅配便とは少し違ってあまり個人宅への配送はしないんだ。
まぁー何百KGっていう荷物を自宅にもって来られても困るよね。
だから基本は企業相手のトラックでの配送だね。


運ぶ手段も1つだけじゃない。
特に海に囲まれているの日本は必ず飛行機か船を使わなくちゃ貿易ができない
そして最後はトラックで運ぶ必要があるしね。

INVOICEの場合

最終的にはHSコードと言われる税番を確定させなければいけないんだ。
どんなもので、どのように使われるのか?
材質はなにか?なんかがよく問われます。
だから最初から記載しておけばわかりやすいよね。
HSコードがわかっていればそれにこしたことはないけど。
PACKING LISTの場合

どの箱になにが入っているかも大切な要素になるよ


INVOICEに記載されていないものは密輸しているのと一緒のことになるからね!

これがないと倉庫ではコンテナに積んだり飛行機にのせてくれないよ。

船や飛行機はすべてが直行便なわけではないので、どこかの港や空港で載せ替えることもよくあるんだよ。だからSHIPPING MARKが必要なんだ!

SHIPPING MARKはそんな載せ替えのときでも荷物がなくならない様にするためのマークになるんだよ。
まとめ

だから正確に、記載しないとね。
そして間違っても税金を安くすませたいからと言って、違う情報やINVOICE価格を不適切な価格で申告するのは絶対にだめだよ。
