物流ビジネスモデル

船、飛行機、トラックで違う貨物重量の計算方法

物流の費用を輸送手段によって容積を重量に換算する方法が変わってきます。
同じ荷物を運んでいても単位が変わっていきますので、運送費の目安を調べるのにもどの様に計算されるかを知る必要があります。
運送業者からタリフ(料金表)をもらっても計算できなければ意味がないのでここで解説させていただきます。

コンテナ船の貨物(LCL)

船 R/T もしくはRNT(Revenue Ton レベニュートンの略)
m3(エムスリー)
1m×1m×1m=1m3=1t

船の場合コンテナ船が大部分を占めますが、40FTや20FTコンテナでは入っている量や重さに関わらず料金はコンテナ単位になります。
ですので先ほどの単位は1コンテナに満たないLCL(Less than Container Loadの略)の貨物、いわば混載便の貨物の際利用されます。

コンテナ船での貨物の計算はいたってシンプルです。
ですが船運賃とそれに関連するチャージはさまざまで複雑です。
別記事で解説させて頂きます。
船運賃は距離で単純には決まっていません。輸入・輸出でも金額が変わります。この辺は荷物の量やコンテナの動きに関わってくるので都度船会社に確認するしかありません。

AIRの貨物

飛行機 タテ×ヨコ×高さ(cm)÷5000もしくは6000(IATAの基準容積)
取扱会社により5000か6000かは確認が必要です。

例えば、47cm×28cm×21cm(100サイズ)で重量15kgのものであれば
容積重量は5.5kgなので実重量の15kgが適用されます。

航空貨物はすべてが混載便と同じ扱いになりますので、全ての荷物が適応範囲になります。
飛行機は収容スペースが狭く、運べる量がそれほど多くありません。
そして大きさにも規定があります。長尺ものは入らないので事前の確認が必要です。航空機搭載用の専用運搬用パレットの大きさが243cm×317cmもしくは223cm×317cmになります。
200cmを超える貨物を積み込む場合は事前相談が必要になります。

高さが160cmを超える場合旅客機の貨物では運べないないので、貨物専用便の手配が必要になります。

飛行機で運ぶ場合コストがかかりますが、スピードが格段に違います。搬入、搬出にかかる時間も船とは大幅に違いますので、急ぎの貨物には航空便が最適です。

トラックの貨物(混載便)

1才、2才...と数える場合 0.027m3=8kg
m3で計算する場合は 1m3=280kg

トラックもチャーター便の場合は1台いくらになりますので、混載便が対象になります。
単位もm3で計算する業者と1才、2才で計算する企業があります。
それぞれ弱冠容積が変わりますので、取引業者がどちらを使用しているか確認する必要があります。

まとめ

このように運ぶ手段により単位や物量が変わってきます。積載効率や一度に運べる量、運ぶコストにより容積の価値が変わります。
1m3に換算すると
船 1m3=1000kg
トラック 1m3=280kgもしくは296kg(才の単位の場合)
飛行機 1m3=166kgもしくは200kg(基準値5000と6000の違い)

やはり一度に大量に運べる船が一番容積あたりの金額が安く済み、一度に大量に運べないトラックや飛行機では容積の価値は上がってきます。

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